<Header>
<Author: 高適>
<Title: 除夜作>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 除夜（ぢょや）の作（さく）>
<BookPage: 302>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
旅館寒燈獨不眠，
客心何事轉悽然。
故鄉今夜思千里，
愁鬢明朝又一年。
<End Poem>
<Translation>
旅のやどりのさむざむとした灯火の下で、ひとり目が冴えて眠れない。旅する人の心にはどうしたことか、ぞっとするようなもの悲しさがこみあげてくる。故郷では今夜はみんなが集まって、千里も遠くにいるわたしのことを思ってうわさをしていることだろう。旅の苦勞と、よる年波に兩鬢ば白く霜をおいたが、明日の朝は、また一つ年をとるのだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
旅のやどりのさむざむとした灯火の下で、ひとり目が冴えて眠れない。
旅する人の心にはどうしたことか、ぞっとするようなもの悲しさがこみあげてくる。
故郷では今夜はみんなが集まって、千里も遠くにいるわたしのことを思ってうわさをしていることだろう。
旅の苦勞と、よる年波に兩鬢ば白く霜をおいたが、明日の朝は、また一つ年をとるのだ。
<End Formatted Translation>